パイレックスという特殊な硬質ガラスを使用しています。透明度や
安定性が高いので、カメラのレンズにも使われたりています。
普通のガラスより 薄くて、軽くて、丈夫なのが特徴です。
耐熱ガラスですので、ポットはコンロやストーブの直火にかけたり、
グラスに熱湯を注いでご使用いただけます。
ご購入いただいてても、ガラスやし、、ちょっと不安、、と言われる
お客さまも多いんですが、理科の実験用具と同じ素材ですので、
安心して試してみてください →
(You Tube)
私も毎朝、自分でつくったポットで お茶を沸かしたり、珈琲を淹れ
たりしています★
このような筒状のガラス管を溶か
して吹いて制作しています。
素材 パイレックス(耐熱ガラス)
Kitamura Taeko glassworks
ガラスについて
幼い頃からガラスという素材がとても好きです。なぜかとても魅かれます。
ガラスをつくりはじめて10年以上 経った今も、やっぱりガラスが好きです。
光を含むと表情を変えるところ、曲線が綺麗なところ、時には割れてしまったり繊細だけど、
自由自在に変化して、いろんな可能性を秘めているところ。
ガラスを通して様々な出会いがありました。出会いを通してつくるガラス達も変化していきます。
新しいものをつくる時はいつもワクワクします。これからも変化を楽しんでたくさんのガラス達を
制作していきたいと思います。
酸素バーナーを使用した吹きガラスです。
ガスに酸素を併せて 約2000度の炎を出す酸素バーナーで
筒状のガラス管を均一にまわしながら溶かし吹いて形づくって
いきます。
吹きガラスの技法としてはアメリカやヨーロッパが主流で、日本
ではあまり浸透していないですが、小中学生の頃に理科の実験
でお世話になった試験管やフラスコなどの理化学用品をつくる
昔ながらの職人さん達の技法です。
技法 バーナーワークブロー